Levo ガイド · 開発者向け: Apple
開発者向け Mac ディスククリーンアップガイド(2026)

開発者の Mac がいっぱいになる場所は、毎回ほぼ同じ十数か所です。Xcode のビルドデータとシミュレータ、node_modules、パッケージのキャッシュ、Docker のディスクイメージ、言語のツールチェーン、AI モデルなどです。そのほとんどは必要になれば再生成されるので、どのフォルダが何かを把握し、rm ではなく各ツール自身のクリーンアップコマンドを使うのが基本です。
| エコシステム | ある場所 | クリーンアップ方法 | ガイド |
|---|---|---|---|
| Xcode のビルドデータ | ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData | 設定 › 場所、またはフォルダを削除 | DerivedData |
| シミュレータとランタイム | ~/Library/Developer/CoreSimulator | xcrun simctl delete unavailable | シミュレータ |
| デバイスサポート | ~/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport | 古い iOS バージョンのフォルダを削除 | DeviceSupport |
| SwiftPM と CocoaPods | ~/Library/Caches/org.swift.swiftpm、~/Library/Caches/CocoaPods | swift package purge-cache、pod cache clean --all | SwiftPM と CocoaPods |
| node_modules | JavaScript の各プロジェクトフォルダ | フォルダを削除して、npm install を実行 | node_modules |
| npm、pnpm、Yarn、Bun | ~/.npm、pnpm ストア、~/.bun/install/cache | npm cache clean --force、pnpm store prune | JavaScript のキャッシュ |
| Docker | Docker のデータフォルダ内の Docker.raw | docker system prune | Docker |
| Homebrew | ~/Library/Caches/Homebrew | brew cleanup | Homebrew |
| Python | ~/Library/Caches/pip、virtualenv、conda | pip cache purge、uv cache clean | pip、uv、conda、仮想環境 |
| Rust | target フォルダ、~/.cargo | cargo clean | Rust |
| Go | ~/Library/Caches/go-build、~/go/pkg/mod | go clean -cache | Go |
| Gradle と Android | ~/.gradle/caches、~/Library/Android/sdk | ./gradlew clean、AVD Manager | Gradle、Android エミュレータ |
| エディタ | JetBrains、VS Code、Cursor のキャッシュ | 各アプリ自身のフォルダ | JetBrains、VS Code と Cursor |
| テスト用ブラウザ | ~/Library/Caches/ms-playwright | npx playwright uninstall | Playwright と Puppeteer |
| ゲームエンジン | Unity の Library、Unreal の DerivedDataCache | フォルダを削除して、プロジェクトを開き直す | Unity と Unreal |
| AI モデルとエージェント | ~/.ollama、~/.cache/huggingface、~/.claude | 各ツール自身のコマンド | AI の散らかり |
自分でやる方法
まず、容量がどこに使われているかを調べます。ディスクマップが最も手早い方法ですが、いくつかの du コマンドでもほとんどわかります。
du -sh ~/Library/Developer ~/Library/Caches ~/.cache ~/.npm ~/.gradle ~/.cargo ~/.ollama ~/.claude 2>/dev/null
du -sh ~/Library/Containers/com.docker.docker 2>/dev/null
そのあとは、大きくて安全なものから順に進めます。
- Xcode を終了してビルドデータを削除し、続けてシミュレータと古いデバイスサポートを削除します。何年も Xcode を使っている Mac なら、50〜150 GB になることもよくあります。各フォルダの説明は Xcode が大きくなる理由 にあります。
- Docker を整理します。イメージとビルドキャッシュは安全な部分で、ボリュームには大事なデータベースが入っていることもあります。
- 数か月開いていないプロジェクトの
node_modulesとtargetフォルダを削除します。あとで必要になったら、パッケージマネージャーで元に戻せます。 - パッケージマネージャーのクリーナーを実行します。
brew cleanup、npm cache clean --force、pip cache purge、go clean -cacheです。各キャッシュは次回のインストール時に再構築されるため、時間と通信量がかかります。 - AI モデルとエージェントの履歴を見直します。モデルは、ここにあるものの中で、もうインターネット上にないかもしれない唯一のものなので、手作業で確認してください。
安全を守るルールは、キャッシュとビルド成果物は何か別のものから作られる、ということです。アーカイブ、Docker ボリューム内のデータベース、プッシュしていない git の作業、.env ファイル、自分のモデルは違います。
続けやすい習慣
ほとんどの開発者は、大掃除よりも小さな習慣のほうがうまくいきます。月に 1 回、上のコマンドでフォルダのサイズを測り、増えたものを確認してください。Xcode のビルドデータ、Docker のビルドキャッシュ、放置したブランチの node_modules が増えやすく、ほかはほとんど変わりません。
一度だけやる価値のあることが 2 つあります。大きなモデルのキャッシュを環境変数(OLLAMA_MODELS、HF_HOME)で外付けドライブに向けること、そしてコーディングエージェントがセッションを保持する期間を短くすることです。そうすれば、増え方は恒久的に緩やかになります。
そして、クリーナーが何と言おうと触らないものの短いリストです。出荷した Xcode のアーカイブ、データベースが入った Docker ボリューム、.env や認証情報ファイル、SSH キー、プッシュしていない作業がある git リポジトリ。どれもキャッシュではなく、ソースから再構築することもできません。フォルダに自信がないときは、開いて日付を見て、削除する前にエージェントにそれが何か聞いてください。
Levo ならこうします
Levo はディスクの最新インデックスを保ち、見つけたものを種類別にまとめます。Xcode build data、Simulators、Package caches、Docker images、Agent worktrees などで、それぞれにサイズと理由がつきます。組み込みのルールは上記のフォルダを把握しています。Claude Code や Codex など、あなた自身のエージェントはインデックスを読んで古くなったものを判断しますが、削除するのは Levo だけです。
Select › Smartly を選ぶと、クリーンアップレベルで安全なものにチェックが入ります。モデル、バックアップ、仮想マシン、開いているものはチェックされず、あなたが決めます。Levo は削除の直前に各項目を再確認し、Xcode やビルドが使っているものには手を触れません。詳細は Xcode 開発者向けの Levo、Web 開発者向け、Android 開発者向け にあります。
よくある質問
開発者の Mac で最も容量を使うのは何ですか?
たいていは Xcode のデータが最初です。DerivedData、シミュレータとそのランタイム、デバイスサポート、続いて Docker のディスクイメージ、node_modules フォルダ、AI モデルです。ホームフォルダとライブラリフォルダのサイズを測れば、自分に当てはまるものがわかります。
開発者向けキャッシュを削除しても安全ですか?
キャッシュとビルド成果物なら安全です。ツールがソースから再生成するためです。次のビルドやインストールは遅くなります。アーカイブ、Docker ボリューム、プッシュしていない git の作業、再ダウンロードできないモデルは削除しないでください。
rm と各ツール自身のコマンドのどちらを使うべきですか?
コマンドがあるならツールのコマンドを使ってください。シミュレータなら simctl、そのほか docker prune、brew cleanup、swift package purge-cache などです。使用中かどうかをツールが把握しています。DerivedData と node_modules は普通に削除して構いません。
開発者の Mac はどのくらいの頻度でクリーンアップすべきですか?
空き容量が少なくなったとき、または大きなプロジェクトが終わったときです。ビルドデータとキャッシュはまた増えるので、年に 1 回の大掃除より月 1 回の確認のほうが効果的です。