Levo ガイド · システムデータ

システムデータの中の Time Machine スナップショット: 削除する方法

Time Machine のローカルスナップショットは、バックアップドライブがなくてもファイルを復元できるよう、macOS が起動ディスクに保持している APFS スナップショットです。システムデータとして数えられ、tmutil listlocalsnapshots / で一覧を表示し、sudo tmutil deletelocalsnapshots で削除できます。

システムデータが名前付きの部分に分かれた Levo のディスクバーと、横に並ぶ Ready to free リスト
やることコマンドsudo が必要
スナップショットを一覧表示tmutil listlocalsnapshots /いいえ
日付だけを一覧表示tmutil listlocalsnapshotdates /いいえ
スナップショットを1つ削除tmutil deletelocalsnapshots 2026-11-03-101500はい
macOS に容量を空けるよう頼むtmutil thinlocalsnapshots / 20000000000 4はい
今すぐスナップショットを作るtmutil localsnapshotいいえ

macOS が自動で消すとき

Time Machine がオンのあいだ、macOS はおよそ1時間ごとにローカルスナップショットを作り、約24時間保持します。ディスクの空きが少なくなれば、早めに削除もします。つまり今日気づいたスナップショットは、たいてい明日には消えていて、容量は失われたのではなく一時的に借りられているだけです。スナップショットが困るのは、場所を空けるために大きなファイルを削除しているときです。ファイルはスナップショットに残り、何も空きません。macOS のアップデート前にも作られるので、システムデータが1〜2日のあいだ急に増えます。

ディスクに余裕があるなら、何もしないのがいちばんです。

自分でやる方法

  1. ターミナルにディスク全体を見る許可を与えます。システム設定 › プライバシーとセキュリティ › フルディスクアクセス でターミナルをオンにし、ターミナルを開き直します。
  2. 何があるかを一覧にします。
tmutil listlocalsnapshots /

各行は com.apple.TimeMachine.2026-11-03-101500.local のような形です。ドットに挟まれた部分が、下で使う日付です。何も表示されなければ、スナップショットはありません。

  1. その日付を指定して、スナップショットを1つ削除します。
sudo tmutil deletelocalsnapshots 2026-11-03-101500
  1. すべて削除するには、一覧をループで回します。
for d in $(tmutil listlocalsnapshotdates / | grep -E '^[0-9]'); do
  sudo tmutil deletelocalsnapshots "$d"
done
  1. または macOS に任せます。最初の数値は取り戻したいバイト数、2つめは 1〜4 の緊急度です。
sudo tmutil thinlocalsnapshots / 50000000000 4
  1. df -h /System/Volumes/Data で結果を確認し、ストレージ設定の表示が追いつくまで1分ほど待ちましょう。

Time Machine がオンのあいだは、新しいスナップショットが作られ続けます。完全に止めるには、システム設定 › 一般 › Time Machine で Time Machine をオフにするか、バックアップディスクを外して自動バックアップをオフにします。バックアップドライブが唯一のバックアップなら、やめておきましょう。

スナップショットを削除しても、外付けドライブやネットワークディスクにある Time Machine のバックアップには影響しません。消えるのは、手元にある便利なコピーだけです。

Levo ならこうします

Levo は Time Machine のローカルスナップショットを macOS に任せています。一覧に表示も削除もしません。空き容量が少なくなれば macOS がすでに間引いていて、アプリが強制する安全な理由がないからです。システムデータが大きい原因がスナップショットなら、その部分は macOS か上のコマンドが消すまで残ります。

Levo がするのは、macOS が管理していない残りのシステムデータを空けることです。キャッシュ、開発者データ、シミュレータ、Docker イメージ、古いエージェントのワークツリーが、Ready to free にそれぞれサイズと理由付きで並びます。消すものにチェックを入れるか、Select › Smartly を選ぶと、Levo が各項目をもう一度確認してから自分で削除します。パージ可能な領域は Finder と同じく空きとして数えるので、スナップショットがあるというだけで Levo の空き容量の数字が減ることはありません。

Levo が macOS に任せているものについては、Mac のシステムデータとは何か、Levo はどう減らすのかをご覧ください。

よくある質問

Time Machine のローカルスナップショットを削除しても安全ですか?

はい。手元にある予備のコピーで、ドライブ上の通常の Time Machine バックアップはそのまま残ります。失うのは、そのローカルな時点から復元する選択肢だけです。

スナップショットがどれくらい容量を使っているか、どうすればわかりますか?

macOS はスナップショットのサイズを表示しません。tmutil listlocalsnapshots / で何があるかを確認し、削除の前後で df -h の空き容量を比べましょう。

削除したスナップショットがまた現れるのはなぜですか?

Time Machine がオンのあいだ、macOS はおよそ1時間ごとに新しいローカルスナップショットを作ります。不要なら、ほかにバックアップがあることを確認したうえで、システム設定で自動バックアップをオフにしましょう。

Time Machine を使っていなくてもスナップショットはありますか?

はい。macOS はソフトウェアアップデートの前にもスナップショットを作り、アップデートが落ち着くと消えます。